里山開墾物語

2012.7.吉日 「やまびこ」建物の西側の杉林を里山(落葉樹の林)にするべく、杉の木を切る事からはじまった。建物と電線に挟まれてやりづらい状況の中、木こり名人にたのんで伐採してもらった。 クレーンで吊っておいて、スルスルと登って行き、小さいチエンソーで切って行く。近くの木には木をしなわせて移って行く。 サル顔負けである。
2013.春 知人
から重機を借りて、抜根する。直径が45pをこえるものもあり、なかなか手ごわい。高さ20mを超える木を支えているのだから簡単にはいかない。幹の真下は太い根をチエンソーで切り、ツルハシで土を落し、地球から離して行く。苦闘の末抜くことが出来たら思わず「バンザーイ」である。昔の開拓民の人々は重機も無い中、それはそれはたいへんなご苦労があったことでしょうね。 抜根して土を埋めて、だんだん奥へ進んで行く。出来たら赤土は下に、黒土(養分を含んだ土。何百年もの間に落ち葉が堆積して出来た貴重な土)は上部に埋め戻して行く。 予定していた抜根が終わり整地すると、けっこう広いスペースとなった。 
2013.春〜梅雨 今まで敷地内にあった雑木や森林組合から買い求めたコナラ、カシワなどを移植、植林して行った。(近所の方もコナラの木などを大切に保存していただいており、この辺はけっこういい雰囲気である。) 一本一本慎重に植えて行った。「みんなちゃんと根付いてくれよ」と念じながら。 木にしてみれば、大手術である。 今年は雨が少なく心配である。 
2013.梅雨時 だいたい植え終って小道のルートも決めて、けっこうレイアウトがむずかしい。なんせ自然の里山のようにしたいのだから・・。 女将が空いたところに低木や草木を植えている。 まあ10年くらい経てば里山らしくなって行くかな・・・・・・?。        これから雑草も出て来てそれらしくなるかなあー。あまり草ぼうぼうでもおもしろくないしね・・・・?。 今後に、こうご期待というところですね。